その育毛剤、効果はありましたか？

育毛剤の販売元と製造元双方の利益確保のため売値UP!!

医者らしき人物を使用するための広告費確保のため売値UP!!

すなわち、あなたは利益や広告費など、本来の目的である育毛やその効果とは何ら関係のないところにお金を費やしてしまっているのです。

ご確認ください！

それらの育毛剤はどこで購入できますか？インターネットだけではありませんか？
インターネットだけで販売しているその製品は、【人と企業から信用を得られていない製品】と言い換えることができます。

いい製品が欲しいバラエティショップにとって、製品価値の低い商品やトラブル対応力のない企業はダメ。

良い製品を探している百貨店やドラッグストア、バラエティショップに製品価値が低い、
万が一のトラブルが起こった際に対応できないと判断された企業の製品や製品ブランドは行く先を失い、
ある程度自由のきくインターネット上で【限定】と銘打って販売しているのです。

あなたは手に品を変えているだけの効果のない育毛剤になぜ騙され続けるのですか？

ご存知でしたか？カツラなどで有名な某有名育毛施術サービス会社に通う人が施術に費やす一人あたりの平均額はなんと、15,000,000万円です。

騙される人は医薬部外品と聞いただけで薬と似たイメージをもち育毛剤に発毛・育毛効果を期待してしまうが、そうでない人は枕詞には目もくれない。

【▼ 育毛剤の裏話】

医薬部外品は、医薬品と化粧品の中間的な分類で、人体に対する作用の緩やかなもので機械器具ではないものと定義された、いわゆる「薬用化粧品」のことです。
医薬品とは異なり、治療ではなく予防や皮膚などを清潔に保つ目的で、厚生労働省によって定められた範囲内の成分を、定められた濃度で配合しなければなりません。
定められた範囲内の成分・配合濃度を守り、申請料を支払い医薬部外品として認められると、「薬用」「厚生労働省認可」と表記したり「育毛剤」という名称を表示することができるようになり、効果効能を謳うことが認められますが、結局のところ医師の処方も薬剤師の説明も必要としない、あくまで「予防程度の効果しか期待できない」製品であることを忘れてはいけません。
古いお役所の決まり事により、医薬部外品は「薬用」と表記できてしまうため、あなたは医薬部外品を「薬」または「薬に類するもの」と勘違いをしていませんか？

医薬部外品とは「薬」でも「薬に類するもの」でもありません。

２０１４年６月現在、適切な管理のもとであれば、医師の処方や薬剤師の説明がなくてもインターネットで第一類医薬品を購入できるようになりました。
（そのため、あくまで「予防程度の効果しか期待できない」医薬部外品は無用の長物となった…と私たちは考えます）
また、２０１３年７月４日、大手化粧品メーカーが販売していた「ロドデノール」という美白成分を含有する「医薬部外品」美白化粧品を使用して、肌がまだらに白くなる（尋常性白斑）被害が多発し、メーカーが製品を自主回収すると発表しました。
この一件により、医薬部外品が安全である、安心して使える訳ではないことが証明されました。
あなたは医薬部外品と聞いて、企業や製品に信頼性を感じたり、「薬」または「薬に類するもの」と勘違いをしていませんか？
医薬部外品は前述の通り、無用の長物なのです。

厚生労働省による審査

厚生労働省に医薬部外品登録申請し、配合成分が薬事法に準拠しているか審査します。

審査をクリアし登録料を収めると医薬部外品として承認され、【薬用】【育毛剤】【厚生労働省認可】と表示できるようになります。

【薬用】【育毛剤】【厚生労働省認可】と表示された商品への安心感から一般消費者は購買します（多くの消費者は薬に類するものと勘違いをしている）。

薬用法に準拠しているかの審査とは？

医薬部外品では月並みの製品しか開発することができず、発毛効果も育毛効果もありません。

医薬部外品としての承認の可否を決める『薬事法』とは「医薬品、医薬部外品、化粧品及び医療機器の品質、有効性及び安全性の確保のために必要な規制を行うとともに、医療上特にその必要性が高い医療品及び医療機器の研究開発の促進のために必要な措置を講ずることにより、保健衛生の向上を図ること（薬事法1条より）」を目的とした法律です。
この法律は戦後間もない昭和２３年に公布され、何度かの改正を経て昭和３５年に現在の内容になりました。つまり、医薬部外品は昭和３５年（＝50年以上も前！）に制定された法律により審査・承認されているのです。そのため、今の時代に照らし合わせると時代遅れな点が見受けられます。
例えば、医薬部外品の配合可能成分に効果の優れた最新の成分が含まれていない点、
配合が認められている成分であっても配合濃度に制限が設けられている点です。
この時代遅れの法律により、効果を高める目的で最新の成分を配合したり、成分を高濃度で配合すると、厚生労働省は医薬部外品として承認しません。
言い換えれば、医薬部外品では製品の効果を高めることができないのです。
これは市販されているすべての医薬部外品に言えることです。

だから医薬部外品では月並の製品しか
開発できず、育毛も発毛もできないのです。

効果を期待する人にとって賢い選択とは？

答えは、医薬部外品ではなく化粧品です。

化粧品は各メーカーの責任において、配合成分や濃度を自由に決定してもいい代わりに、使った成分をすべて表示する義務があります。
ユーザーは、メーカーが開発した優れた効果を持つ最新の成分を配合した化粧品を使用できると同時に、使用されている成分をすべて知ることができます。もちろん、各メーカーの責任で自由に配合してもいいといっても何もかも配合していいわけではなく、配合可能成分が指定されていたり、配合禁止成分が存在し、安全性を重視しています（使用できる成分数は医薬部外品より化粧品の方が圧倒的に多く、安全面に関しても慎重である）。すなわち、効果と安全性を期待する人にとって賢い選択とは、医薬部外品ではない「化粧品」を選ぶことです。
しかし市場には、医薬部外品登録することで薬用と謳い、利益を追求する製品だけでなく、言葉を変え、表現を変えただけで効果のない気休めの製品が氾濫しています。

第一類医薬品成分「ミノキシジル」とは？

国内では1999年からミノキシジルを配合した製品が発売されました。
ミノキシジルとは低血圧を改善することを目的とし、開発された成分です。
塗布又は服用することで血管を拡張し、血行を促進します。すると髪に必要な酸素と栄養が血流に乗って毛母細胞に運ばれます。しかし、ミノキシジルにはかぶれやかゆみ、心筋梗塞、勃起障害や鬱などの副作用が数多く報告されており、仮にその副作用が抑制、改善されたとしてもミノキシジルは血行促進というプロセスを担っているだけにすぎません（詳細は「ミノキシジル　副作用」で検索してください）。
頭髪とは血行を促進するだけで生えてくるものではありません。ミノキシジルで効果を感じられなければ血行促進を目的とした類似製品（成分）を使っても効果はありません。

騙される人は特許成分やナノ化という謳い文句やランキングサイトの情報などに敏感だが、そうでない人は効果の判断基準になる情報だけを見る。

【▼ 特許や実用新案の裏話】

特許とは、今までにない技術や考え方を公開した代償として一定期間、その発明を独占的に
使用しうる権利（特許権）を国が付与するものです。
特許法に基いて、産業として実施できるか、新しい発見か、反社会的な発明でないか、
などの基準をクリアした場合に特許として認可されます。モンゴ流シリーズに配合されている
ソウハクヒエキスも、その抽出方法において製法特許を取得しております（製法特許：3505200号）。
しかし、市場の育毛剤では特定の成分がもたらす効果について特許を申請・取得することが多いようで、
「特許取得成分配合！」「世界各国で認められた成分」などという謳い文句で宣伝しているのが
見受けられます。果たしてそれは「育毛」という目的に対して大きな意味をもつものなのでしょうか？

育毛剤で特許を取得するには

開発者（個人・法人を問わず）が製薬会社や代行業者に特定の成分を使用することでこのような変化が起こると結果（仮説）を提示し、その結果が立証できる論理や数値を製薬会社や代行業者が作り、特許庁に申請します。特許庁は申請されたデータが事実であるかの合理性を書面の上で確認し、問題がなければ特許として承認します。
これが特許を申請・認可取得するまでの流れです。

特許取得に際し発生する問題

特許の申請・認可取得までの流れで問題となる点は、実験室と同様の環境で、同様の方法手段を用いて審査員の前で実際に効果などは確認しないという点です。書面上の確認のみで、データの裏付けを取らないため、データの捏造がまかり通ってしまうことさえあるのです。

特許の申請・認可取得までの流れで問題となる点は、実験室と同様の環境で、同様の方法手段を用いて審査員の前で実際に確認しないという点です。書面上の確認のみで、データの裏付けを取らないため、データの捏造がまかり通ってしまうことさえあるのです。
記憶に新しいのは、大学と大手製薬会社ノバルティスファーマが結託し高血圧治療薬であるディオバン（成分名：バルサルタン）の臨床研究データを捏造していた事件です。
製薬業界で起こったこの捏造問題では大学側関係者が次々と謝罪する事態となりました。これは製薬業界の信用を大きく損ねた「前代未聞の不祥事」として連日連夜マスコミに報じられていましたが、育毛剤の特許に関しても同様のことが起こっていないとは限りません。

特許成分≠効果の信頼性

育毛剤における特許のもつ意味は、あくまでその成分を「独占的に使用していること」に過ぎないと思ってください。あなたが本当に効果のある育毛剤に出会うために。

育毛剤における特許のもつ意味は、その効果の信頼性にあると思われてきましたが、上記の事件によって、本当にそうなのか疑問が沸きます。
消費者の立場ではデータが捏造されているかなど調べようも無いまま、宣伝としてインパクトのある「特許取得成分使用！」「世界各国で認められた成分」という謳い文句に釣られてしまっは意味がありません。このままでは本当にあなたに合った、効果のある育毛剤には出会えません。
育毛剤における特許のもつ意味は、あくまでその成分を「独占的に使用していること」に過ぎないと思ってください。あなたが本当に効果のある育毛剤に出会うために。

【▼ ナノ化成分の裏話】

「ナノテクノロジー」「ナノ化化粧品」などナノと名が付いたものを最近よく目にするようになりました。
ナノとは10億分の１という意味です。つまり１ナノメートルは１０億分の１メートルで、
具体的にその長さを想像する事は難しいですが、かなり小さなものであることは分かります。
私たちの体（皮膚）は細菌などの侵入を防ぐため分子量７００^*より大きい物は入れないようになっています。
細菌などはもちろんこれより大きいので、怪我でもしない限り、皮膚内部へは侵入できません。
また、たとえばコラーゲンは分子量７００よりも大きい（＝平均10万～30万程度）ので、残念ながら
皮膚の上から大量に塗ったとしても皮膚内部に浸透していくことはありません。
そこで登場するのが「ナノ化」で、成分をナノ化することによって皮膚内部に浸透させることが
可能になります。しかしそこには、忘れてはいけない大きな落とし穴があるのです。

*分子量とは：分子の相対的質量を表す次元のない量で，分子を構成する元素の原子量の総和のこと。

ナノ化で浸透するのは、原型の特徴をもたない「切れ端」

コラーゲンの分子量は３０万ほどなのでとても皮膚から浸透していける大きさではありません。つまり、コラーゲンを皮膚内部まで浸透させるためには、コラーゲンを構成しているアミノ酸ほどまでに小さくしないといけません。しかし、そうなるともうコラーゲンとしての効果は失われ、単なるアミノ酸を入れていると言っても過言ではないでしょう。それがナノ化です。

例えば人間の皮膚を「ざる」とし、分子量の大きな成分を「サッカーボール」に
置き換えた場合、ざるの網目にサッカーボールをそのまま通すことはできません。
そこで登場する「ナノ化」ですが、ナノ化とはこの「サッカーボールを小さくする」
のではなく、「サッカーボールをざるの網目が通る大きさまで切り刻む」ことです。
しかし、この「細かく切り刻んだサッカーボール」はすでにサッカーボールの切れ端
でしかなく、切れ端でサッカーをすることはできません。
ナノ化成分も同じです。例えば先述のコラーゲンの分子量は３０万ほどなので
とても皮膚から浸透していける大きさではありません。つまり、コラーゲンを
皮膚内部まで浸透させるためには、コラーゲンを構成しているアミノ酸ほどまでに
小さくしないといけません。しかし、そうなるともうコラーゲンとしての特徴は
失われ、単なるアミノ酸を入れていると言っても過言ではないでしょう。

ナノ化成分の罠

ナノ化された成分は環境により影響を受け易いため腐敗しやすく、製品の安定性（安全性）が低くなるというデメリットがあります。
また、ナノ化するのは加工コストが必要なため、安価な成分をナノ化するのがほとんどです。さらに、ナノ化成分は原料メーカーから出荷される時点で、成分濃度が驚くほど低く、ナノ化成分を高濃度配合することは現実的に不可能です。仮に配合濃度を高めたとしても製品の安定性を保てず、防腐剤や安定剤が多く必要になります。
このように成分をナノ化していると表示し、あたかも成分が優れているように誇大な表示をし、消費者を誤認させ、安価なポリ容器に入れ利益ばかりを求めて販売を行っている企業も存在するので注意が必要です。

配合濃度の罠

食塩水10ml（塩分濃度10％）が入った精製水90mlと食塩水20ml（塩分濃度1％）が入った精製水80ml

市場にはナノ化成分に限らず特定の成分を○％配合していると表示し、その製品が他の類似製品よりも優れているかのように消費者を錯覚させている企業もあります。
しかし、原料メーカーは各成分を製品に溶けやすい状態にまで希釈して出荷するため、○％配合といっても特定の成分自体が○％配合されているわけではありません。
例えば
① 精製水が90ml入ったコップに10mlの食塩水を入れます。
② 精製水が80ml入ったコップに20mlの食塩水を入れます。
①に入れた食塩水の塩分濃度は10％、②に入れた食塩水の塩分濃度は1％です。
この場合、塩分濃度が高いのは①か②か、どちらでしょうか？

正解は①です。
①は塩分濃度が約1％の食塩水となり、②は約0.2％の食塩水となります。
このように、原料を多く配合しても原料自体の配合濃度が低ければ高濃度にはならないのです。
①：（10ml×10％）÷（90+10ml）＝濃度1％
②：（20ml×1％）÷（80+20ml）＝濃度0.2％

ナノ化って、そんなにいいの？